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孤独死という言葉をご存知ですか?

いま、超高齢化社会へ急加速している日本

そこで遺品の整理と平行におきている出来事が孤独死・孤立死ともなっている。

現実に生きている方にとっては関係がないと思われがちで「孤独死」という言葉を見かけたりします。

しかし、孤独死は高齢の方だけが起きる出来事ではないのです。

増え続ける孤独死

実際に「遺品整理人」としてさまざまな現場を経験してきた私たちが言えることは

 

数年前までは老人が80%若い世代が20%くらいだったがここ2~3年のなかで

老人が70%、若い世代が30%くらいに感じるようになっています。

正式な統計データはこれから何年かすれば出てくるのでしょうが、いまは老人だけが亡くなる問題ではないのです。

では、なぜ若い世代が亡くなっているのか?

それには食生活の変化や不規則な生活に問題があるのではないかと思う。

景気の悪化により給料が少ないので何か節約をしなければ生活ができなくなってしまう。そんな精神的な不安により食費を削る努力をし、ファーストフードなどが一日3食のうち2食など中心的になってしまい気づいたら栄養が偏りすぎて病気になってしまってこの世を去っていくようになる。

いまやインターネットはスマホがあればパソコンはさほど使わない時代であるがゆえにゲームを中心に寝ずに遊んでしまう傾向にあり、生活の家事をしなくなりセルフネグレクトになってしまい、何をするにもやる気が出なくなってしまう。そして家のなかにハウスダストなどが悪化し自然に吸い込んでしまい病気になってこの世を去ることも現実にある出来事になっている。

孤独死はどうやって防ぐのか?

今現在、孤独死をなくしていくためにさまざまな取り組みが行われているのですが孤独死をなくすというのは難しい問題となるでしょう。

デジタル化した現在では人と会わなくてもコミュニケーションが取れるようになっており、そこで自分の本音や悩みなどを相談できるようになっています。

孤独死をなくす努力は必要とおもいますが完全になくすのであればデジタル化した現在をアナログの時代に戻すことが必要になります。

「人の表情を見ながら話す」ということが少なくなっているのです。

 

これから孤独死の問題を解決していくのには「人と人が繋がっている」コミュニケーション手段を考えていかなくてはならないのではないでしょうか。

しかし、人の生活が24時間監視されっぱなしですとプライバシーがなくなりますのでそこでの問題もでてくると思います。

孤独死が発見されるケース

孤独死の出来事がいち早く発見されるケースの1例として、新聞を購読しているかどうかが一番早く発見されるとおもいます。

新聞が2~3日ポストにたまっていると不思議に感じるのが人間の心理です。

それはなぜか、普通郵便の場合は小さく何十通も入れなければポストはいっぱいにはなりません。ですが新聞の場合は情報量が多くポストに2~3誌入れるといっぱいになってしまいます。

そして、新聞を購読している方は通勤前にはお部屋で購読しているかたが一般的なのでポストにおきっぱなしにはならないのが現実となります。

配達員が感じる不安はきちんと配達しているのに何日も前の新聞がたまってしまっている。その不安から予想が的中する確立が少なくありません。

専門としてできること

私たちは孤独死の現場の遺品整理を行っている数少ない遺品整理業ですが、孤独死をしてしまった現場は誰かが片付けなければなりません。

遺体は警察が移送するのですが残った遺品については、一般の方が整理されるのはなかなかできるものではありません。

片付けることは思っても、孤独死をした現場には「死臭」があります。

その死臭は独特のにおいがしてなれていない方にとっては吸った瞬間に嘔吐するにおいになります。

死臭は誰にでもありますので、特別なことではありません。

ただ、私たちが伝えたい想いは、「孤独死をするのではなく、誰でも良いので看取られて亡くなってください。」と思っています。

それは、この仕事をしていてご遺族の悲しみを見てきた遺品整理人としての現実です。