外出先でふと周りを見てみると若い世代よりも高齢者のほうが目立ってきていませんか。

意識しなかった日常でどんどん高齢化が進んでいます。

そして、空き家になっている家も今では珍しいことではなくなっています。そこでつい最近まで見かけた老人の姿が見えなくなり気がついたときには孤独死という最後を迎えていることがあります。

高齢者の孤独死の原因のなかで、私たち遺品整理人がわかることは体の調子が悪いことに本人は気づいていてそれでも周りに心配を掛けないようにしているのだと思います。

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高齢者の孤独死の原因で共通することとは

高齢者の孤独死に至る原因として、ヘルパーさんが通ってくれるのはありがたい話ですが四六時中監視されるようなことは好んでいない。

しかし、周りは「もし何かあったら・・・」を考えて行動をしている。そこの気持ちの通い合いがみんなが皆快く受け入れているわけではありません。やはりプライバシー意識が強い方には監視のような確認は苦痛になってしまいヘルパーさんが通っても部屋に入れないことも起きるという。

そして、私たちが最後の現場で見かけるのが「薬」です。

故人は孤独死という最後を迎える日よりも前に体の異変に気づいているのではないかと思ってしまいます。

それは「腸が正常に動いていない」。テーブルには何日か前に飲んだであろう市販の整腸剤や便秘薬が置かれていることが少なくありません。

トイレには最後を迎える前に吐血したのであろう血痕が見当たることがある。高齢者が孤独死に至る原因というのは病気で亡くなってしまうという捉え方が少なくないのだと感じますが病気のほかに最後を迎えてしまう前に「吐血」をしていることが私たち遺品整理人が部屋に入って感じることです。

故人は少なからず最近、腸の調子が悪いと感じていることがあるのではないかと思います。臓器が正常に働かないことで負担が掛かり助けを呼ぼうとしたときにはその力が残っていない、もしくはあきらめてしまうのではないでしょうか。

この病気に掛かっているから孤独死になるということは浅い認識になると思う。

必ず、何日か前にSOSは出ているのだと私たちは思っている。

ですが、他人を部屋に入れたがらない高齢者もいると思います。様子を見に行ってもドア越しに声を聞いて帰ってしまうこともあるのではないでしょうか。

会いたくない、一人になりたい時だって高齢者もありますからそっとしておく期間も必要があるのではないかと思いますができるならば、声を聞いて安心するのではなくて表情を見て話すことが必要です。

声では平気と言っていても表情には家族にわかる答えが出ている場合もあるので表情を見てその場を後にすることが必要になってまいります。

高齢者になると部屋に家族を入れないケースも出てくると思います。頻繁に通っていれば閉ざしたくなる気持ちも出てきます。

そんなときは、「顔だけ見に来た」ということでも良いのではないでしょうか。

ドアのむこうとこちらで表情を見ないで会話をしていると孤独死という最後をしてしまうサインを見過ごすことになります。

もちろん、責任感の強い方は身内に心配を掛けないようにその場だけの元気な声を出す場合があります。

しかし、体はうそをつきません。腸が動かなくなったと感じたときには遅いかもしれないのです。

数々の現場にお伺いした私たち遺品整理人は故人が最後まで生きたメッセージを目の当たりに感じ、世の中に少しでも役に立てるように伝えていくことが大切なのではないかと思っています。

そこでわかってくることもありますが、「孤独死」に至ってしまう原因は浅はかな考え方ではなくきちんと理解していただきたいと感じます。

現場を見ずして孤独死を防止する協定やコンサルタントがいらっしゃいますが、孤独死に至ってしまう原因は地域や見守りなどとは違う路線であると私たちは考えています。

本当に高齢者が助けてと言える社会を目指していく、生活に恐怖のない「緊急ボタンのついた部屋の構築」が先決なのではないでしょうか。

火災報知機を取り付けることのほかに緊急ボタンを取り付けることができれば良いのかもしれません。

それは国として莫大な予算が必要になるとおもいますが、意味のない見守りや協定よりかは改善するかもしれません。

私たち遺品整理人(クリーンサービス)は真剣です。

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私たち遺品整理クリーンサービスは、多数の孤独死物件の遺品整理をお手伝いさせていただいてきました。

そこでご遺族の悲しい気持ちを言葉がなくても感じています。

実際に現場を目にした人でなければわからないであろう「人事ではない臨場」

人の最後はいままでの人生や日々を一生懸命に生きた光景

他人にはわからない故人の思い、人にはわからないであろうご遺族の悲しみ。

当然、孤独死ということで家族を亡くすことは考えていなかったご遺族の無念さをわかるだろうか。

「こんなことになってしまった。」とご遺族は言う、そこには他人にはわからない「そうなる前にしていた説得」などがある。

これからも私たち遺品整理人は真剣に向き合っていきたいと思っています。

ご遺族様へ、お悔やみ申し上げます。

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