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孤独死について

孤独死の原因とそれに至る解明を現役の遺品整理人が教えます

2021年4月20日

犯罪も少なく平和な国なのになんで孤独死するの・・・
孤独死になってしまう根本的な理由って・・・
孤独死は聞いたことあるけど原因までは考えたことがない・・・

遺品整理専門家 橋本 俊哉
みなさんこんにちは、遺品整理人の橋本です。今回は「孤独死の原因」を今までの経験を元にお伝えしていきますのでこの記事を最後まで読んでいただければ孤独死が増加した理由と原因についてお分りいただけると思いますので、これからのデジタル化の時代に生かせていただけると嬉しいと思います。尚、私たちは孤独死を「自宅死」と命名付けておりますがここでは孤独死という表現で記事をお伝えいたします。遺品整理人は弊社の商標登録です登録番号:第5967866号

ポイント

この記事は遺品整理人である専門家が実際の現場での知見を遺品整理で困っている方へ向けて発信している記事となっています。もし、あなたの周りで遺品整理に困っている方がいたらその人に記事を教えていただけたらうれしいです。より多くの方に記事をお届けし悩みを解決することができればと願っています。

孤独死とは

孤独死という言葉は2000年頃からメディアが使い出した造語です。孤独死というのは厳密には「誰にも看取られず住んでいた場所で一定期間死亡が発見されなかったこと」を短い表現で孤独死や孤立死などと名付けてきました。

2000年前も孤独死という誰にも看取られずに死亡ということはございましたが世の中にそれほど知られてはいませんでした。しかし、情報化社会になって人が死んでいたりすればそれが電波に乗り瞬く間に伝わる時代に突入したのをきっかけに孤独死という事案は広く知られるようになったのです。

ですが、孤独死という言葉は最初は報道として扱っておりましたが次第にバラエティー化させる人やメディアが出てきて影響力をもつ言葉(パワーワード)として孤独死を使うことがメディアやSNSなどで増加しました。

だんだん、孤独死が社会問題化されて、「何が問題」なのかを知らない人たちがネタとして使い始めたのです。勝手に孤独死だから孤独だったんだと決めつけ、孤独だと死ぬという幻想までも囁かれる時代になってしまいました。

孤独だから死ぬのであれば今はやりの「おひとり様」はとっくに死んでしまうのではないでしょうか。

問題の焦点一定の期間

孤独死で最後を迎えることは誰しもが抱えていることだと思うが、住居で孤独死しても問題ではない。住居のオーナーは世間体などの懸念で借りてがつかないことで悩む苦悩があると思いますが、誰でもオーナーでも一人暮らしであれば孤独死をする可能性は持ち合わせている。

さて、何が問題なのかというと「一定期間発見できなかった」ということが問題なのだ。それには見て見ぬ振りをしてしまうこともあるが通報一つしなかった人が増えている。

発見しても異臭がしても、オーナーや管理会社に連絡するよりも警察に連絡した方が良いのだが警察に連絡して第一発見者となって根ほり葉ほり聞かれることが煩わしいということがあり通報へ躊躇(ちゅうちょ:ためらうことやグズグズしてしまうこと)をしてしまう人が少なくない。

孤独死の遺体が放つ死臭は例えようもないくらいに強烈で魚や焼肉などの匂いと比にならない。臭いを吸い込んで嘔吐してしまうくらいの衝撃が走るはずなのに誰かが連絡するまで待ってしまう。

1日で見つかったのならば孤独死とはならないが一定の期間すぎると孤独死となるというのは非常に曖昧な表現でしかない。孤独死断定は2日なのか3日なのか1週間なのかいずれにしても一定の期間というのはよくわからない定義となるため孤独死してしまった方や遺族が負い目を感じてしまうようでもあるが、何よりも問題になるのは一定の期間発見できなかったのが問題だ。

それには、近隣住民の協力も必要でありいち早く見つけていれば遺体も腐敗せずに部屋の損傷は最小限に抑えることもできるはずであり、何よりも遺族も腐敗していなければ最後に故人の顔を見て送ってあげることもできるのではないだろうか。

原因の中には「核家族化」を問題にする人も

高齢化社会になって孤独死が増加する一方で少子高齢化に伴い核家族化(夫婦とその子だけの世帯)が引き金になっていると説も言われておりますが、核家族化が本当に原因なのでしょうか。

日本の総人口統計は戦後初めて平成20年(西暦2008)にピークを迎えてその後は人口の減少をたどることは明白だったと思える。

しかし、人口減少で高齢化しているから孤独死を核家族化と結びつけるのは浅はかな考え方なのではないだろうか。人口減少しても気をつけていれば孤独死は発見できるだろうし、結婚してどちらかが先立ってしまえばおひとり様になるだろうし誰かが看取ってくれる保証なんてないのですから核家族が原因というのは少し違う気がしてならない。

核家族という言葉が流行り出したのは1946年(昭和21年)「世の中のすべての家族の基本になる」という意味でアメリカで言葉が生まれました。親と子のわかりやすくいうと夫婦+子供だけの三人家族が基本的になってくると思われるが、必ずしも「子供が少ないから核家族」というわけではない。

実はつい最近になって核家族が増えたから孤独死も増えたような感じでアナウンスしている人もいるが終戦後に高度成長期(バブル)を迎えバブルが終わってから孫世代が独立する頃にはもう核家族化になっていたのだ。

(※) 国勢調査による人口
 注)各年10月1日現在
資料:総務省統計局「国勢調査」、「人口推計」

バブル時期に一生懸命働いた夫婦は子供と一緒に同居し、その子供夫婦が子供を産み独立して家族を持つことで核家族と称されてきたがすべてが一緒に同居できるほどの大きな家は日本では難しいと思うし産業などによる家族の移動性にも一つの場所に留まって家族が暮らすことができなくなったことも核家族の理由として大きいだろう。

その核家族化という歴史を知れば知るほど「核家族化が孤独死の原因にはならない」というのがお分かりいただけるのではないだろうか。
バブルが終わり夫婦が共働きになり仕方なく上京しなくてはならない家族もいるのだから核家族が原因という説は一つの理由として止めとく程度が良いのではないだろうか。

孤独死に関する記事はこちらも読まれています、孤独死をわかりやすく説明しています。
「孤独死とはその定義と孤立死とのちがいを教えて」詳細を読む

孤独死をした人が患っていた病気

孤独死の現場で亡くなった人が普段飲んでいたと思われる薬は、

  • 1、ガンの薬
  • 2、糖尿病の薬
  • 3、血圧の薬

上記の3種類が圧倒的に多く見かける薬になる。
中でもガンの薬に関しては高確率でお部屋に置いてあることが多く、それほど最後まで戦っていたのだろうと感じる。

そして、3つに共通することが「吐血」だ。

人間も動物も吐血をしたらもう長くはないという話を医療に関係する人から聞いたが、本当に3日くらい前から体調が悪くトイレなどに吐血してあるケースが実際の現場から感じることである。

では、なぜガンの病の人が自宅にいるのでしょうか。早期発見できた人はすぐに入院し手術を施して家に戻ることができますが、手の施しようもないほどの進行具合の人は「最後は自分の家で死にたい」と思っている人が多く薬を飲みながら闘病生活を送り最後は具合が悪くなってそのまま部屋で亡くなってしまう。

次に多いのが「糖尿病」を患っている人の孤独死が多い

糖尿病は異変がなければ最後まで上手に付き合うことができますが、恐ろしいことに食べ物による低血糖が起きたり気圧の変化により極度の頭痛などを発症してしまったりして低血糖になった場合にはブドウ糖を摂取しなければ昏睡状態に陥ったりしてしまうことがあり、そのほかでは糖尿病により膵臓や肝臓が限界を迎えていることもあり、カンタンに考えると恐ろしい病気でもあります。

中でも膵臓は悪くなっていることを知ることが困難でレントゲンには状態が映らないことがありもし手術でお腹を開けて膵臓を見ても悪くなっている場所が膵臓ではなかったら病人への負担がかかり手術中に亡くなってしまう恐れもありますのでしっかりとした食事制限が必要となります。主に糖尿病で膵臓を痛めたばあい劇症型膵炎と糖尿病腎症があり劇症型膵炎は痛みが尋常ではないという。

最後は、高血圧の方や心臓の病気の方です。

高血圧の方で孤独死に至ってしまう原因としては「脳卒中」「動脈解離」「心臓血管病」が少なくありません。それらは本当に急激に襲ってくるため前兆もないまま助けを呼べずにこの世を去ってしまうほどの病気となっており、いずれも発作が起きた場合には発症から約30分以内に処置しなければ助かる見込みが薄くなってしまいます。

そして、心臓の病の方も最後は血の泡のような喀血(かっけつ)を吐くことがあります。

孤独死という原因の解明

少子高齢化に伴い核家族化が進んだから孤独死になるというのは上記の理由を見てもお気付きかもしれませんが核家族化という言葉を付けるだけの理由となってしまい実際の現場から感じることは「緊急性のともなう最後だったということ」

家族との関わり合いが希薄(きはく)になったから孤独死になるのではなくて病気を患い(わずらい)最後は急激だったという現実があり家族付き合いや近所付き合いがないから、孤独だから孤独死するのではないことを知ってほしい。

近所とも友人とも家族とも前の晩に連絡を取っていたとしても次の朝には亡くなってしまっていることがある、そのため孤独死や孤立死という漢字で表せば皆当然孤独だったから孤独死になるんだと感じてしまうことは否めない。

孤独死の原因は、病気を患っていたりした場合に急な体調の変化が起きて死亡することから「急病」ということになる。

原因は急病と建物やデジタル化

犯罪が少なければ心配はないのですが孤独死が見つからない原因は極論「建物やデジタル化」が温床となっている場合が多いのではないでしょうか。それは、なぜかとご説明いたしますと、昔は和風の家が多かったが現在は洋風を求める家が多くなったこと。

温泉などの旅館を想像していただければわかりやすいのですが、日本の家屋はむかし玄関が横開きの家が多く外から中の様子がうかがえるように半分が曇りガラスでできており開放感もあったと思う。

しかし、次第に洋風の建物が人気になり玄関も中の様子がわからない「ドア」になってしまった。玄関だけならば良いのだが家の中のほとんどが「ドア」になってしまって閉鎖空間が増えたような風潮がある。

ドアだと中の様子もわからないため横開きに比べるともしものことがあっても気付きづらくなるのではないかと思う。

そしてデジタル化に伴う人と人との「言葉遊び」がなくなってしまったこと。遠いむかしによく聞いた冗談も今ではなかなか聞かないのではないでしょうか。人と人が会話を交わす中で言葉遊びなどを楽しんだ時代。

洋風で一人空間を作り人との会話はスマホなどで省略して一言なんていうことはないだろうか。相手の表情を見て温度なり声のトーンで察していたことがスマホで「文字一つ」で済ませてしまう。スマホでの会話に慣れすぎて近隣の人とどのような言葉を交わして良いものかわからなくなったり人への関心が薄れてしまったりする時代に孤独死の原因はあるのではないだろうか。

これからは共同住宅で危険回避

棟割住宅
現役を引退して老後を過ごすのであれば玄関が一つの共同住宅で過ごすことも何かあったときのためを考えるといいかもしれない。仲の良い友人と隣同士で住むのもいいしキッチンが共同であれば食べ物を作り過ぎたとしてもみんなで分ければいいしできるならばむかしの「〇〇荘」「棟割住宅」のようなところで共同のキッチンが付いている建物が理想的なような気がする。

理想的には、地方にある温泉地のような建物で各部屋はドアでもいいが10部屋くらいがあり大浴場とトイレ、キッチンが共同になっているような建物で趣味などが会う人たちで暮らせるところがあれば理想であり孤独死しても何日も発見されず早期に発見できる可能性がある。

さいごに

孤独死の原因と解明をご説明させていただきましたが、

  • 急病・持病
  • 建物
  • 人間味

それらがデジタル化になっても忘れてはならないことであり、「りょ」だけで文字をスマホで飛ばしたりしては相手がわからないですよね。むかしはよく「あって話そう」という合わなくてもいい話が多かったのですがそれも人間味のあることだと思います。

デジタル化してしまった今、亡くなってからみんな気付きます「あの人との会話どれだけあったかな」ということに。

核家族化がそれほど孤独死になる原因ではありませんが、人間味を無くしてしまうと気付けることができなくなってしまうこともあります。相手とどんな声の大きさで、どんな表情で、どんな素ぶりで話せばいいのかを無くしてしまったとき人間はロボットのようになってしまうのでしょうね。

遺品整理専門家
橋本

今回の記事はいかがだったでしょうか、「孤独死の原因」家族関係は千差万別ですが一般的に孤独死が認知されてそれをどのように発見できるのか、そして昔と今の建物の構造や早期発見へのソリューションを説明させていただきました。

今回の記事が良かったらSNSで共有していただければ助かります。実際の現場を見つめ培った原因解明が一人でも多くの人に届いていただくことが理想です。

貴重なお時間に記事をお読みくださり感謝申し上げます。
遺品整理専門家:橋本俊哉

私たちは「あなたのお悩みを解決する」遺品整理・孤独死清掃の専門家です。

孤独死の清掃について

  • 自分で孤独死の清掃がしたいが心情的にできない・・・
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第305562115062号

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特許庁認定「遺品整理人」

遺品整理人®  商標登録 第5967866号

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追伸

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