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「いつ頃までにやらなければいけないとかあるか・・・」
「気持ちに区切りが付いてないからあとでやればいいか・・・」
「亡くなって間も無く遺品整理をやっていいのだろうか・・・」

家族が亡くなり誰も使うことのない家財道具、遺品。自分の部屋ではなく人の持ち物を処理するのは大変な時間労力がかかってきます。

編集部:磐田晃編集部:磐田晃

こんにちはクリーンサービス編集部の磐田です。私もひとりで親の遺品を片付けた時「時間と労力」がいちばんネックになりましたので専門家とともにお伝えいたします。

専門家:橋本俊哉専門家:橋本俊哉

こんにちは、遺品整理専門家の橋本です。今回は故人の遺品をいつから片付けて良いものかなどの疑問を解決する方法をお教えいたしますので最後までお付き合いください。

そもそも遺品整理は期限があるのか

結論から。

故人が亡くなり遺された遺品はいつまでに片付けなければならないという決まりはありません。

一般的には49日まではそっとしておきたいと言う人がおりますがそれは49日は「心の決断」の日になるからです。そして、故人が亡くなってから成仏するために修行をお釈迦様のところで行い、晴れて「仏」になる日が49日と仏教では言われています。

亡くなってから火葬場に行き家に戻ってくるのにスペースを確保したい場合などには火葬をしている間に遺品整理をすることも珍しいことではありませんし、故人の住んでいた場所が東京で親族が北海道の場合で火葬後に故人が住んでいた賃貸物件に戻ることがない場合、地元北海道で葬儀を行うとして賃貸物件は火葬中に遺品整理を行なってしまうこともあります。

それとは別に、故人の持ち家であり遺族が故人の部屋に行って遺品整理を行おうとしてもただ生前の思い出を思い出しながら部屋で時間を過ごし、「思い出を捨てる」という罪悪感からか2年〜3年くらいの月日が経って気持ちに区切りもつけられないままの人もいるのです。

専門家:橋本俊哉専門家:橋本俊哉

遺品整理というのはそれぞれのご事情があるので「いつから」「いつまで」「いつごろ」などの決まりはありません。日本人のやさしさで49日まではそっとしておくといったこともありますが、賃貸物件の大家さんは次に貸す人を探さなくてはなりませんし、すぐ次に貸せるわけでもありません。

賃貸物件の遺品整理に関わる人たち

  • 故人と遺族
  • 大家さん
  • 管理会社と業者

賃貸物件の故人と遺族

賃貸物件で暮らしていた故人、そこには故人との思い出がたくさん詰まっていますがそこでずっと悲しんでいるわけにもいきません。なぜならばもう住んでいない部屋に毎月かかる家賃が発生しますし、部屋の明け渡しも迫ってきます。都営や市営団地などでは死亡した届け出を出してから14日で明け渡しをしなければならないルールも存在しますので賃貸物件ではゆっくりとしていることもできない現実があります。

賃貸物件の大家さん

住んでいた方が亡くなり家賃収入で暮らしている大家さんにとっては部屋を明け渡してほしいということがありますが、次の人を入れるためにも明け渡しは必要になってきます。

「次の人を入れるため」言葉上では簡単に感じますが、次の人を入れるためには経年劣化して傷んだ箇所のリフォームや壁紙などの交換をしてからでないと入れられませんし入居などのハウスクリーニングも入れなくてはなりません。

大家さんが考えることは「工事期間中は家賃が入らない」ということ。その工事も業者がゆっくりやっていれば何ヶ月もの間家賃が入ってきませんので家賃収入だけで部屋を貸している大家さんはその工事期間を考えなくてはなりません。

管理会社と業者

管理会社と業者は部屋を明け渡してもらったら次の入居者を探さなくてはなりませんし工事期間も業者に急いでもらわなくてはなりません。工事が終わったからといって人気ではない立地だったりすればすぐに入居とはならないのでその分大家さんの家賃収入は無くなります。そして管理会社の手数料も入りませんのでなるべく部屋が空いている期間を少なくしなければなりません。


専門家:橋本俊哉専門家:橋本俊哉

それぞれの立場で考えることが違いますが、明け渡すにしても工事をするにしても次の人を探すにしても、遺品を整理しなければ先に進むことはできません。まずは遺品整理することを最優先に考えることですが家族を失って憔悴している遺族にその労力はあるでしょうか?そして、葬儀をするため火葬をするために時間があっという間に過ぎていきます。持ち家であれば葬儀と火葬のことに集中できますが賃貸物件では相手のことを考えなくてはなりませんしいつまでも部屋をそのままにしておけない理由も出てきますので亡くなってから相当の労力が必要になります。

持ち家だから遺品をそのままにしておく注意点

これは実際にあった出来事なんですが、思い出に区切りがつけることが早急にできず故人が住んでいた戸建をそのままにしておいた遺族が久々に戸建に伺ったところ、そこに広がる光景に目を疑ったそうです。

故人が住んでいた家をその後売却するか貸すか決めかねていたところ、その間にホームレスが住み着き家の中はゴミだらけでネズミ屋敷になってしまって強い悪臭を放っていて故人の遺品とホームレスが持ち込んだ物でごった返していました。

たまに家に行くので電気や水道は開通したままにしてあったのですが、鍵のあたりの窓ガラスが割られてそこからホームレスが侵入してゴミだらけにしてしまったという。近所は気付かず主に夜に近所が寝静まってから家に侵入して暖をとったりしていたようで私たちが見たときには玄関で火を燃やしたような跡もありました。

ホームレスが拾ってきた残飯はすべてを食することなく食べかけなどがおいてありそれを目当てにネズミなどの小動物が散らかしていたようです。

専門家:橋本俊哉専門家:橋本俊哉

近所の目が光っていれば、見ず知らずの人が出入りしていればすぐわかるはずですが物音一つ立てないで夜中に侵入して時間を過ごしていたらわからないですよね。

しかし、戸建だからといってそのままにしておくことは思わぬ出来事が起こる可能性もあるということを覚えておいて欲しいです。懸念することは、

  • ホームレスなどが住み着く恐れ
  • ネズミなどがコードを噛んで火災になる恐れ
  • 手入れがないため老朽化して台風などで損壊する恐れ

戸建でゆっくり遺品整理をやろうと思っても上記のような心配があるのでしっかりと対策をすることが望ましいです。

相続税の発生に注意する


遺品をそのままにしすぎて10ヶ月をすぎてしまうと、相続の控除を受けられなく恐れがありますので相続のことも頭に入れてスケジュールを立てるようにしましょう。

・相続税とは、遺産を相続するときに発生する税金のことで亡くなった方の財産が相続する非課税額を超えていた場合には申告書を作成し税務署へ提出しなければなりません。

申告書の期限は、亡くなってからの10ヶ月以内

遺産の総額が相続税の基礎控除を下回っていれば相続税がかからないので急ぐことはありませんが、上回っている場合には10ヶ月以内に申告して提出すると行った手続きになります。もしも、すぎてしまったら延滞税を課されてしまうので注意が必要になります。

相続するとプラスの財産

  • 所有している土地(宅地・農地・貸地)
  • 建物(自宅・貸しマンション)
  • 借りている土地の権利(賃借権・地上権・借地権)
  • 現金
  • 預貯金(外貨含む)
  • 株式
  • 人に貸しているお金
  • 売掛け金(商売をしていた場合)
  • 小切手
  • 自動車
  • 貴金属
  • 美術品
  • 骨董品
  • 電話の加入権
  • 著作権
  • 特許権
  • 損害賠償請求権
  • 生命保険・死亡退職金

相続するとマイナスの財産

  • 借金
  • 買掛金
  • 住宅ローン
  • 手形・小切手の債務
  • 住民税
  • 固定資産税
  • 所得税
  • 公共料金未払い
  • 携帯電話未払い
  • 入院費未払い
  • NHK未払い
  • クレジットカード未払い
  • なんらかの保証人になっている場合(他人の借金)

遺品整理をいつからしなければという決まり

ここまで、遺品整理をいつからすれば良いかの中身をご説明させていただきましたが特に「いつから」しなければならない問い決まりはございません。

むかしで言えば、ホールよりも家で葬儀をやっていたことが多く、葬儀の時に親戚や知人などが集まってその時にあらかた片付けてしまうこともよくあることでした。そして親族間の兄弟も多く誰かができなくても他の誰かが故人の遺品を片付けてくれました。

今ではそのようなコミュニケーションはあまり見かけませんが、昔ではそのようなことがあったりしましたし家での葬儀のためすぐに片付けたりすることも特別なことではありません。

各家庭により事情も様々ですので、火葬までに片付けてしまったり49日までそっとしておいたり2年3年と時間がかかったりそれぞれにより遺品整理は行われています。

49日まで故人は修行

仏教徒では「亡くなってから49日まで故人はお釈迦様のところで仏になる修行をしています」
その間故人は遺品を片付けてくれたか?心配になっているかもしれません。

49日までに片付けてすべて安心してもらうように法要で報告することも一つの案ですが、修行中で仏になってから遺品に手をかけることも何ら問題はありません。

要するに、
遺品整理は遺族の気持ちに区切りがついたら、区切りをつけるため

という風に考えると良いかもしれません。

遺品整理は遺族が故人との思い出を思い出しながら行う一つの供養ですが、家族関係によってはそうならない時もあります。やさしい考え方から49日までそっとしておくこともあり、兄弟や親戚が揃ってみんなでワイワイ・ガヤガヤやることもあります。

ですので、どちらのやり方も正解なのです。故人を思い供養のために遺品整理をするわけで、そうして自分の気持ちに区切りをつけていくといった出来事なのです。

遺品整理はいつから何人でやるのがオススメ

遺品整理を時間があって遺族同士で行う時は複数人の方が良いでしょう。なぜならば、人によって形見は違うわけであり故人との思い出はみんな一緒ではありませんし、1人で遺品整理をしているとついつい思い出にふけって時間が過ぎていってしまうこともあります。

戸建のように部屋を明け渡すといった期限がない場合、オススメの時期は「春と秋」です。

編集部:磐田晃編集部:磐田晃

えっ!何で?と思われる方もいましたか?


専門家:橋本俊哉専門家:橋本俊哉

私たちは一年中どの季節も遺品整理を依頼されれば行なっておりますが、経験上のお話をさせていただきます。

なぜ、春と秋がオススメなのでしょう。それは、過ごしやすい季節であり体に負担がかかりにくい温度だからです。

夏は暑く、部屋の中で遺品整理を行なっていたり重いものを持ったりして熱中症にかかる危険度が高くなります。知らず知らずに熱中症にかかって夜に頭痛がひどく次の日に動けなくなってしまうこともあります。

そうなると、せっかく故人を思って遺品整理をしようとしたのに自分が体調を崩してしまうことになりますので暑い夏場は極力遺品整理は避けた方が良いでしょう。

一度にすべてを片付けるわけですがエアコンを取り外すのにまだエアコンがある場合には、
エアコンをかけながら行なったり1時間に一度休憩を挟みながら行うことをしましょう。

冬に遺品整理を行う場合には寒さとの戦いになります。故人が住んでいた部屋は自分の家のように快適ではない場合がありますので暖房がない部屋ではすぐに寒さで足が痺れたりしてしまうこともあります。

そして、ストーブなどで暖を取ろうとしても片付けていて綿ホコリなどに延焼して火災の原因になってしまうことも懸念されることなので冬場に遺品整理を行うことは心配なことが増えてしまいます。

暑さと寒さをちょうどよくしている季節が春と秋です。少しさみしい(卒業と転勤)季節になりますが遺品整理をする時期ではちょうど良い季節になりますので戸建で時間がある場合では季節を活用すると体への負担も少なくすることができて労力を軽減できるかもしれません。

そのように持ち家で時間がない場合は、自分の体のことを考えながら業者に依頼することが効果的です。遺品整理をなるべく早くにして故人へ報告し、形見となる遺品を法要あたりで親族が集まった時に眺めながら話すことも異例ではありませんし、今では、なるべく早くに遺品整理を業者に委託して他の手続きなどに時間を使いたい方がほとんどになっています。

自分の死後のことは家族と話し合っておくことが大事な理由

家族や友達などと食事や団欒をしている時に「葬儀や自分の死後のことを考えるのは暗くなるからやめよう」なんて言う人がおりますが、遺族は大変なんです。

遺族で片付けられる範疇ならば遺品整理はできますが、あれもこれも捨てずに残していると何人いても処分できないケースも出てきてしまいます。そして、遺族が迷わないように自分の死後「遺品をすぐに片付けてほしい」と言っておくのも家族への思いやりになります。

遺族は思い出を眺めながらしばらく悲しい時間を過ごすことになるでしょうから、昔みたいに兄弟が何人もいてみんなで笑いながらできるのならば良いのですが今は時代が違います。一人一人が忙しい時代で遺品整理もひとりで行う人も少なくありません。

ひとりで1世帯の分の荷物を片付けると大変な労力が必要になります。そのほかに必要な手続きもしなくてはなりませんし十分な睡眠も取れなくなってしまいますので、分担することは必要になってくるのです。

遺品整理人は特許庁に認められたライセンスです


「遺品整理人」ただ単に片付けるのであれば一般的な業者でもできますが、遺品整理人のライセンスは一定基準よりも「遺族への思いやり」を大切にしている団体です。

業者に遺品整理を頼むときに不安を抱く方も少なくありませんし、機械的に遺品を扱われて欲しくないと言う方も大勢いらっしゃいます。一般的な業者に依頼すると不用品回収や便利屋のような業者が遺族の気持ちに寄り添うことなく機械的に遺品を処理してしまうことが現実です。

そんな業者は「ただ安さだけを売りにします」安かろう悪かろうをご存知でしょうか?

安さに飛びついてしまうとせっかくの故人との思い出が台無しにされる恐れがあります。そこで遺品整理人のライセンスは業者が業者を監視しきちんと遺族に思いやりの遺品整理ができているかを抜き打ちで現場にチェックしに行っています。

ライセンスを掲げるのに金銭が発生すれば、チェック体制が甘くなるでしょうし団体自体が不透明な集団になってしまいます。私たちはそんなことがないようにライセンスを発行する前に十分な現場研修を行い、それができるようになるまで発行できません。思いやりのない業者は業界に必要ありませんし不透明な協会も必要ありません。

必要なのは「故人と遺族への思いやり」です。

終わりに

専門家:橋本俊哉専門家:橋本俊哉

いかがだったでしょうか?今回の記事は「遺品整理をいつからやればいいのか」の疑問について作成させていただきました。

特にいつからやりましょうという決まりがあるわけでもありませんので、「自分の気持ちに区切りがついた時」「すぐに片付けて手続きに時間を使いたい時」「不法侵入や火災の懸念がある時」などその時のタイミングで決断することが望ましいと思います。

依頼されるご遺族の皆さんは、早くに遺品整理を行い手続きに時間を使いたい方が多いようです。49日まで待っていなくてもそれも良い決断になると思います。

「故人は49日までお釈迦様のところで修行をしています。」仏教徒のお坊さんに聞くとそのように答えると思います。

49日を過ぎて泣いて悲しんでいると故人は成仏できずに「幽霊」となり現世をさまようことになってしまいます。お坊さんはきちんと故人が仏様になれるようにその道しるべをしてくれますが、できるならばご遺族は49日までに遺品を片付けて49日に故人に安心して仏様になって欲しくはありませんか。

すべてを形見にせず、故人をいつまでも思い出せる遺品を形見にすることで今後より良い「偲ぶ時間」を過ごせると私たちは願っています。

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