KIF_1140本日、3月11日はあの東日本大震災があった日時です。午後14時46分黙祷をさせていただきました。

 

被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げると共に、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に深くお悔やみを申し上げます。また被災地におかれましては一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 

3年前、私たちスタッフは孤独死という最後を迎えた方の遺品整理をしていました。マンションの上階だったので揺れが収まっても体感がしばらく戻らないような感じでした。そのときは遺品の数が多く部屋内にまとめていた遺品が崩れたり家具が倒壊したり私たちはご遺族に避難していただくことを最優先にして、玄関を塞いだ家具などを必死に起こしていたのを思い出します。

 

部屋内で見た光景は、固定していない家具が容赦なく倒れ、一瞬で荒れ果てた部屋になってしまうのを地震が起きている間見つめ恐怖さえ覚えたのを忘れていません。

 

孤独死物件や自殺物件そして故人が遺した遺品を整理することが日常の業務である私たちは、その部屋の中から故人の様々な人生の背景を垣間見ています。人はそれぞれ他言できない悩みや不安を抱えていろいろな事情の下生きています。

孤独死物件を片付けることは、表向きの見解では理解できない光景だったりするかもしれませんが、内側から見てみると共感できることや同情したり、時には自分を重ね合わせてしまう場合もあります。それでもご遺族様には未来がある・・・その未来をどのように過ごすかはご遺族様それぞれですが、「私たちが遺品整理をして、それが人生を前向きに過ごせるきっかけとなれるよう」に誠心誠意、真摯に対応させていただいております。

 

3月11日、あの震災直後3月17日ありったけの物資をトラック三台に積み、通行できない道路を避け自衛隊と一緒に無我夢中で被災地に向かっていたことを思い出します。それだけではなく一日でも早く復興してもらいたいと思い未使用品やリクエストがあったものを被災地へトラックで運んでまいりました。現在でもあのときの体育館に避難していた方との言葉を思い出すと感極まってしまうことがあります。

 

浪江町の皆様お元気ですか、四倉の皆様お元気でしょうか、突然の訪問にも受け入れてくださった行政の皆様お元気でしょうか。

東日本大震災で亡くなられた方々のことを考えますと、今がどのような時代であろうが「生きること」の大切さを考えさせられます。また多くのご遺族が心に深い傷を負い多くの子供たちも深い傷を負いそれでも前を向いて生きていこうとしている姿に私たちは、このような職業柄冷たい言葉をいただくことがございますが被災地のご遺族に勇気をいただいております。ありがとうございます。

 

この私たちの言葉がどれだけの方の心を動かすのかはわからないですが、裏方には見える景色がございます。孤独死の現場から見るご遺族の気持ち、震災で家族を亡くされたご遺族の気持ち、私たちは「人の亡くなった最後のお部屋からご遺族の気持ちを支えるお手伝いができればと真剣に考えています。

震災復興、また充実した生活を送れるように故人から教わった言葉を、将来を大切に生きてみませんか。

 

孤独死で家族を亡くされたご遺族様、震災でご家族を亡くされたご遺族様、深くお悔やみ申し上げます。

遺品整理クリーンサービス スタッフ一同