若い世代の孤独死が止まらない。

今回の事案は音楽が好きだった方の孤独死の現場だった。
「人はこの世に生まれて、いつかは死ぬ。」

あたり前のことだと思うが、死に方には千差万別

遺体があった現場には最後の最後まで音楽が好きで、ヘッドホンをしたまま逝ってしまったようだ。

部屋に置いてある無数のギターの数々。

孤独死整理本部のスタッフが部屋に入ってみると、そこには昨日まで暮らしていたかのような

「時間が止まってしまったお部屋」

そして、死亡後に遺体を食べつくした無数のウジやハエが所狭しと部屋を飛んでいた。

人間が部屋に入ってきたのがわかると、ハエが攻撃的になりスタッフの周りを飛び交い始めた。

さっそく、ハエとウジから駆除していくことから始まったが人間を食べたハエの生命力は強い。

スタッフが殺虫剤を散布すると、なかなかハエが死なない。

「生命力」はどんな生き物にも「強さ」が与えられており凄さがわかる。

お部屋の故人は誰よりも家族を信じていたように思える、部屋に画鋲で貼ってあった写真を拝見し遺品整理の業務が始まる。

音楽をこよなく愛し、家族を信じこれから世の中の人に自分の音楽を提供していく過程があったのだと思うと「志半ば」。

若いスタッフがお部屋を見て、自分と同じくらいの年齢で逝ってしまったことに愕然とする現場でもあった。

作業中は、感情を押し殺しながら作業をするのだが今回は自分と重ね合わせてしまう現実が本人の脳裏から離れなかったという。

遺品整理をしているとその人の生き様を目の当たりにすることが多々あり、孤独死となると本当にショックが大きいのです。

ご遺族にとっては私たちが思っている以上に、ショックが大きいことでしょう。

故人の祖父であろう男性からは作業後に深々としたお辞儀が印象的だった。

いわなくても伝わることがある。

孤独死の現場に直面している私たちは今回の現場で伝えたい想いは

「大切なものを持つよりも、大切な思いを伝えてほしい」ということなのかもしれない。

供養の想いも込めて動画を作成させていただきました。

孤独死整理本部、遺品整理クリーンサービス一同